Functions

Oracle Cloud Infrastructure(OCI)Functionsは、インフラ管理なしでコードの作成・実行・スケーリングができるサーバーレスコンピュートサービスです。Oracle CloudサービスやSaaSアプリケーションとのネイティブ連携により、Functionsは業務プロセスの自動化、クラウドイベントによるアクションのトリガー、API駆動型ワークロードの実行を簡単に実現します。

Oracle Cloud Nativeサービスを使って優れたソフトウェアを提供: クラウドネイティブ・アプリケーション構築の詳細(1:14)

Functionsは、クラウドネイティブの柔軟性とオープンな移植性を兼ね備えています。アプリケーションをクラウドやオンプレミスにシームレスにデプロイでき、ベンダーロックインに縛られずに迅速に導入を進められます。

Functionsでは、次のようなことが可能です。

  • ビジネスやデータの変化に即時対応するイベントドリブンなアプリケーションの構築
  • Oracle NoSQL、Object Storage、ERP、IoTなどのサービスと連携したエンドツーエンドの自動化
  • OCI Notificationsと連携し、Functionsをトリガーとして自動ワークフローやリアルタイムアラートを実現。重要なイベントを瞬時に適切な担当者・システム・チャネルへ通知
  • マイクロサービスからAIパイプラインまで、セキュアにスケーリング。使った分だけ支払う従量課金制
  • サーバー管理の手間を排除し、アジリティを向上し、Oracleのエンタープライズクラスのサーバーレスプラットフォームでクラウドネイティブへの移行を加速

OCI Functionsが統合や自動化、最新アプリケーション開発の新しい可能性をどのように切り拓くか、ご確認ください。

OCI Functionsの詳細

サーバー管理不要でコードに集中

関数を書いてデプロイするだけで、OCIが必要なリソースを自動でプロビジョニングおよびスケーリングします。インフラ管理は必要ありません。

一貫した低レイテンシの実行環境

Provisioned Concurrencyにより、関数を常に「ウォーム」状態に保ち、トラフィックの急増時でも1秒未満の応答時間を実現します。

すぐに使える事前構築済みの関数で導入を迅速化

OCIサービス共通の一般的なユースケースに対応した事前構築済みの関数カタログから、選んで簡単に導入できます。ゼロからコードを書く・構築する・保守する必要はありません。選択して設定するだけで利用できます。

初心者から上級者まで開発効率を向上

OCI Functionsは、コードを自動でDockerイメージ化します。より高度なカスタマイズを希望の場合は、自分でDockerfileを用意したり、ネイティブライブラリのインストールやランタイムの調整も可能です。

柔軟なプログラミング言語サポート

OCI Functionsは、Python、Go、Java、Node.js、C#をネイティブでサポート。他の言語を使いたい場合は、Dockerfileを持ち込むことで、どんな言語でも実行できます。

オープン標準による高い移植性

OCI Functionsは、Apache 2.0ライセンスのFn Project、Docker、CloudEvents上に構築されており、オープンで移植性の高い仕組みです。ベンダーロックインの心配なく、あらゆる環境でワークロードを実行できます。

コンソール内編集機能

Functionsコンソールに組み込まれたCode Editorを使い、その場でコードの編集・デプロイ・保存が可能。画面を切り替える必要がありません。


セキュリティと管理

きめ細かいアクセス制御

管理者は、Oracle Identity and Access Managementのポリシーを使用して、Functionsに対する管理、呼び出し、および安全なアクセスを実現するきめ細かいアクセス制御を提供できます。

コードの分離

Functionsでは、安全で分離された方法でコードを実行できます。このサービスは、独立したコンピューティング・リソースとネットワーク・リソースを使用することにより、複数のお客様の間で厳密に分離したコード実行を実現します。

ソフトウェアが信頼できるソースから提供されたものであることの確認

コンテナ・イメージが信頼できるソースから得られたものであり、公開後に変更されていないことを検証するために、OCI Registry からの署名済みコンテナ・イメージのみを使用するように、関数を構成することができます。

安全な認証と機密情報の管理

Vaultを使用して、パスワードやAPIキーなどの機密性が高い構成データを機密情報として保存します。これらの機密情報を使用して関数を記述し、データベースやストレージなどのサービスに対する安全な認証を実現します。

トラブルシューティング機能

ログ指標およびトレースを使用したFunctionsを使用して、コード実行のモニタリングとトラブルシューティングを実施し、そのコードに対するインサイトを取得します。

シンプルな料金設定

すべてのリージョンに一貫した料率により、呼び出しと実行時間に基づく料金設定です。月あたり200万回の無料呼び出しを提供しています。


統合

すぐに使用できる、CloudEvents標準のサポート

Functionsは、StorageやAutonomous AI Databaseなど、イベントを生成するすべてのOracle Cloud Serviceで機能します。CloudEventsとの互換性により、クラウド・ネイティブ・エコシステムとの相互運用性が得られます。

サーバーレスAPI

API Gatewayを使用してFunctionsをAPIとして公開します。API Gatewayは、RESTfulエンドポイントにAPI呼び出しのセキュリティとレート制限を提供し、Functionsは、全面的にマネージドのバックエンド・サービスを用意してAPIを提供します。

Notificationsのトリガー

リソースの利用率が高い場合やリソースが利用できなくなった場合に、Notificationsを使用してFunctionsをトリガーすることにより、運用を自動化します。

データストリーミングのトリガー

ストリーミングをソースとし、Functionsをタスクまたはストリーミング先としたサービスコネクターを使用して、データのストリームを処理します。

ログのトリガー

Functionsを自動的にトリガーして、ログを分析し、JiraやService Cloudなどのシステムでチケットを更新して、サードパーティのセキュリティ分析と監視ツールにログをエクスポートします。

ビジネス・プロセスの拡張

エンタープライス・リソース・プランニング(ERP)や人材管理(HCM)などのOracle SaaSアプリケーションに接続し、各種要件に独自に対応する機能を容易に提供できるように拡張します。

Functionsとの継続的な統合と配信(CI/CD)

OCI DevOps サービスを使用して、CI/CDパイプラインの一部として関数を導入します


OCI Functionsのユースケース

OCI Functionsの価格

経済モデルを変えるサーバーレス関数—お客様は、関数の実行中に使用したリソースについてのみ利用料金を支払い、アイドル時間は料金支払いの対象になりません。Oracle Functionsの料金設定は柔軟なため、断続的なワークロードや一時的に使用量が急増するワークロードに理想的なプラットフォームです。

Unused Provisioned Concurrencyは、実行時間のレートの25%です。この割引は、UCMの交渉料金など、他の割引と合わせて適用されます。Functionsの実行に使用されるProvisioned Concurrencyには、追加料金はかかりません。

呼び出しの料金

従量制
課金単位
1か月あたり最初の200万回
無償
機能の呼び出し
1か月あたり200万回超
0.0000002米国ドル
機能の呼び出し

実行時間の料金

従量制
課金単位
1か月あたり最初の400,000回
無償
ギガバイト・メモリ秒
1か月あたり400,000回超
0.00001417米国ドル
ギガバイト・メモリ秒